河川清掃と構造物(護岸等)の点検

今年も、SDGs活動の一環として、河川清掃と構造物(護岸等)の点検を行いました。今回は、道の駅アルプ飛騨古川の裏手に流れる宮川河川敷を中心に清掃活動を実施しました。

清掃では、ペットボトルや空き缶といった日常的なごみに加え、大きな金属片やタイヤ、プラスチック製品などの大型廃棄物も多く見つかりました。中には錆びついて形の変わった金属もあり、長い間川辺に放置されていたことがうかがえます。特に金属系のごみは重量もあり、運び出すだけでも一苦労でした。こうしたごみは、景観を損ねるだけでなく、動植物の生態系にも悪影響を及ぼす可能性があります。

一度捨てられたごみは、雨に流され、風に飛ばされ、回収されるまでその場にとどまり続けます。
私たちの力だけでごみをゼロにすることはできませんが、だからこそ、こうした活動を続けていくことに意味があると感じています。「少しくらいなら」と捨てられたごみも、自然にとっては大きな負担になります。
未来の世代に美しい川と自然を残すために、まずは私たち一人ひとりが“ごみを出さない”“拾う”という意識を持つことが大切だと強く思いました。
このような活動を今後も継続し、少しでも環境への負荷を減らし、持続可能な自然環境を守る取り組みに貢献していきたいです。