道路啓開訓練(UAVレベル3.5飛行実演)

 高山国道事務所は、古川土木事務所、飛騨警察署、消防本部、市役所、森林組合、中電パワーグリッド、飛騨三協防災協議会、岐阜県測量設計業協会との共催で道路啓開訓練を実施しました。
 設定は、トンネル抗口付近で雪崩災害が発生し、交通開放に至るまでの実践措置(人命救助、放置車両の移動、土砂撤去、パトロール)の訓練でした。
 現法では、道路等公共施設が有事等で封鎖された場合、開放に向けた物理的措置について道路管理者に権限が与えられています。よって、関係各所との連携を図った訓練は重要となっています。


 当社は、岐阜県測量設計業協会からの派遣企業として、UAVにおける道路パトロールをレベル3.5飛行にて実演させていただきました。
 レベル3.5飛行は、基本的には自立飛行ですが、カメラで第三者(歩行者)を監視しながら接近を回避する飛行となるため、目視外エリアでマニュアル操縦に切り替える必要がある緊張感のある飛行です。今回は訓練なので、第三者回避も途中で仕込んだ内容で実演させていただきました。
 全体を通じ、とても緊張感のある訓練となりました。
 参加させていただき、いろいろな学びがあり、主催者他に感謝申し上げます。