健康経営の具体的な推進計画

健康経営の具体的な推進計画|株式会社飛州コンサルタント

健康経営に関する基本方針(健康宣言)

健康宣言

代表者〔代表取締役 岩本拓也〕自らが「健康経営宣言」を策定し、社内掲示および自社ウェブサイトを通じて社内外に発信します(発信予定:2026年7月)。あわせて経営者自身も毎年の定期健康診断を欠かさず受診します。

経営理念

健全な心身なくして質の高いコンサルティングサービスは提供できないとの考えのもと、社員の健康保持・増進を経営課題の一つと位置づけます。

目的

メンタルヘルス不調の未然防止、生活習慣病の予防、受動喫煙のない職場環境の実現を通じて、社員の活力向上と組織全体の生産性の維持・向上を図り、持続的な企業成長につなげます。

推進体制(組織体制)

1

健康づくり担当者

人事総務部門内に「健康づくり担当者」を選任済み(担当:木下雅斗/天木渚 ※現安全衛生推進者)。健康経営の企画・実行・進捗管理を一元的に担う。

2

健康経営推進委員会

代表者を委員長とし、各部門責任者・健康づくり担当者で構成。半期に1回開催し、施策の進捗確認と意思決定を行う。

3

産業保健スタッフとの連携

外部EAP(従業員支援プログラム)サービス〔協会けんぽ〕と連携し、専門的知見に基づく助言を得られる体制を整備。

4

健診データの提供体制

40歳以上の従業員について、保険者(全国健康保険協会等)の求めに応じて健診データを提供できる体制を整えている。

5

心の健康窓口を設置

社内に「心の健康窓口」を新設し、安全衛生推進者が担当として、メンタルヘルスに関する相談をいつでも受け付ける体制を整備する。外部のEAPとあわせ、社員が相談先を選べる複数のルートを用意することで、不調の早期発見・早期対応につなげる。

6

健康増進での費用補助

社員の主体的な健康づくりを後押しするため、健康に関する活動に対して費用面での補助を行う仕組みを検討・実施していく。対象となる活動や補助の内容については、今後の運用状況を見ながら順次整備する。

現状分析と健康課題

•

定期健康診断受診率

目標100%(現状96%。未受診者への受診勧奨を実施中)。

•

ストレスチェック

全社員を対象に年1回実施済み。集団分析の結果、20代でストレス要因が高い傾向が確認されている。

•

喫煙率

現状21%を把握。就業時間内の分煙・禁煙エリアは設定済みだが、受動喫煙防止の徹底には余地がある。

•

生活習慣

特定保健指導対象者8名、運動習慣のある社員の割合65%。デスクワーク中心で運動不足・不規則な食生活に陥りやすい傾向。

重点健康課題
1

メンタルヘルス対策

コンサルティング業務の特性上、長時間労働や顧客対応によるストレス負荷が高く、不調の予防・早期対応が急務。

2

生活習慣病予防

運動不足・不規則な食生活による生活習慣病リスクの低減が必要。

3

受動喫煙防止・禁煙支援

職場の受動喫煙のない環境整備と、喫煙者の禁煙支援をさらに強化する必要がある。

重点取組テーマと数値目標(KPI)

重点課題ごとに以下の数値目標を設定し、2027年度の達成を目指す。

現状(ベースライン) 目標(2027年度)
メンタルヘルス対策
ストレスチェック受検率
91.7%
100%
面接実施率 目標 50%以上
生活習慣病予防
特定保健指導実施率
80%
90%以上
BMIが25を超えている従業員(低いほど良い)
54%
50%以下
有所見者の再検査受診率 目標 80%以上
受動喫煙防止・禁煙支援
喫煙率(低いほど良い)
21%
16%

具体的な取り組み内容と年間スケジュール

認定要件(健康課題把握、実践の土台づくり、具体的な健康対策、受動喫煙対策)を網羅する形で、実施時期の早いものから順に取り組む。「通年」の施策は初年度の開始時から継続して実施する。

通年健康課題把握
定期健康診断 — 受診率100%を目指し個別勧奨・再検査フォローを実施
健康づくりに資する活動への費用補助を実施
安全衛生推進者
通年土台づくり
コミュニケーション促進・両立支援 — 1on1ミーティングの定例化、病気治療と仕事の両立支援制度の周知
心の健康窓口の設置
職長・総務・安全衛生推進者
2026年3月〜2027年3月長時間労働予防・心の健康
月次残業時間管理と産業医面接基準の運用徹底
代表者・職長・安全衛生推進者・産業医
2026年4〜6月健康課題把握
全社員対象ストレスチェック実施、集団分析結果の委員会報告
安全衛生推進者
2026年4〜8月受動喫煙防止(必須)
就業時間内禁煙ルールの再周知、屋内喫煙場所の廃止・屋外喫煙スペースの明確化
代表者・安全衛生推進者
2026年4〜8月禁煙支援
禁煙外来受診費用の補助制度導入、卒煙チャレンジの実施
安全衛生推進者
2026年6〜7月経営理念・組織体制
健康宣言の社内外発信、健康づくり推進委員会の始動
代表者・安全衛生推進者
2026年6〜12月運動機会増進
動画視聴を活用したストレッチ体操の実施
安全衛生推進者
2026年11〜12月メンタルヘルス対策
管理職向け研修の実施、社内相談窓口(EAP)の周知徹底
総務・EAP事業者
2026年11〜12月生活習慣病予防
特定保健指導対象者への個別受診勧奨、連携会社食生活セミナー開催
安全衛生推進者・明治安田生命社員
2027年6月評価
年間KPI達成状況の総括、次年度計画への反映
健康経営推進委員会

評価・改善(PDCAサイクル)

1

モニタリング

健康づくり担当者が月次でKPI進捗をとりまとめ、健康経営推進委員会に四半期ごとに報告する。

2

振り返り

年度末(毎年6月)に推進委員会で年間の取り組みと数値目標の達成状況を総括し、成果・課題を整理する。

3

改善反映

総括結果を踏まえ、次年度の推進計画(Plan)に反映させる。特に未達成のKPIについては原因分析を行い、施策内容・実施体制を見直す。

4

情報開示

取り組み状況および成果は、健康経営度調査への回答を通じて経済産業省へ報告するとともに、社内報・イントラネット等で社員にフィードバックする。

法令遵守・リスクマネジメント

•

定期健康診断

労働安全衛生法に基づき、全従業員を対象に年1回実施する。

•

ストレスチェック

常勤50人未満の事業場のため努力義務だが、全社員を対象に自主的に年2回実施する。

•

労働法令遵守

労働基準関係法令違反による送検事実がないことを継続的に確認する。